こんなお悩みはありませんか?

  • 見積もりを取ったが、予算と合わない

  • 適正価格がわからない

  • 業者によって品質にどの程度差があるのかわからない

  • そもそも大規模修繕工事で何をするのかわからない

  • 工事の進め方がイメージできない

  • アフターフォローがあるか心配

どんな漠然とした質問でも、お気軽にご相談ください。 

プロの技術者がご納得いただけるまで、見積もりや施工について丁寧に説明させていただきます。他の業者との比較でわからないことがある、工事後のサポートが不安など、管理組合の皆様がお悩みの際は、ぜひ一度ご相談ください。
今すぐの案件ではなくとも、1年先のお悩みでも結構です。無料でご相談いただけます。

私たちは、管理組合の皆様にとって「マンションのかかりつけ医」のように信頼され、お役に立ちたいと考えています。これからも長いお付き合いで、マンションの健康を共に考えていければ幸いです。

 

大規模修繕工事が必要な理由

国土交通省が定める「長期修繕計画ガイドライン」によると、大規模修繕工事は12〜15年周期が実施の目安とされていますが、実際になぜメンテナンスが必要かをご説明します。

安心・安全・快適な暮らしを維持するための修繕

 

安全性の向上

マンションは時間の経過とともに建物や設備が老朽化・劣化していきます。外壁や屋根、配管、エレベーターなどの設備が劣化すると、修繕や更新が必要となります。

法令の変更

建築や防火、耐震などの法令が変更されると、それに適合するための工事が必要になります。例えば、新しい耐震基準に適合させるための補強工事が含まれます。

設備のアップデート

現代の住環境や住民のニーズに合わせ、エネルギー効率の向上や設備の近代化が必要な場合があります。これには、断熱材の導入やエネルギー効率の高いエアコン・暖房装置の設置などが含まれます。

美観の向上

築年数の長い建築物はその必要性がより顕著に現れます。放置すれば、資産価値そのものの低下を引き起こしかねません。

共用部の修繕

エントランス、廊下、階段、共用トイレなどの共用部分は経年によって損傷したり劣化したりすることがあり、その場合は修繕が必要です。

経年劣化によるトラブル予防

小規模な修繕を継続的に行うことで、将来的な大規模なトラブルや修繕の必要性を予防することができます。

 

工事のタイミング

長期修繕計画を有効に利用するには、専門家のアドバイスが欠かせません。しかし、長期修繕に当たって管理組合が注意すべきポイントがあります。それは、長期修繕計画に示された修繕サイクルに厳密に従う必要があるという誤解が広まっていることです。

外壁の塗り替えが12年サイクルであるからといって、必ずしもそのタイミングで外壁塗り替え工事を実施しなければならないというわけではありません。実際に外壁が損傷しているかどうかは、検査を行わなければ確認できません。

したがって、12年が近づいたら建物の劣化診断を行い、「これから何年も問題ないのか」「すぐに修繕すべきなのか」などを診断結果に基づいて判断する必要があります。過去に策定された長期修繕計画が不十分である場合、そのまま計画を進めることは合理的ではありません。建物の劣化診断を行い、修繕の時期や項目、程度などを検討することが肝心です。

 

長期修繕計画を立てましょう。

マンションでは、様々な箇所を効率的に修繕するために「計画修繕」が行われます。これは、故障や不具合が発生した都度行う「日常修繕」とは異なり、修繕積立金を利用して計画的に進められるものです。

通常、この計画修繕は約12〜15年のサイクルで設定され、実施時には全体に足場を組み、しっかりと修繕作業が行われます。ただし、マンション全体を覆う足場やシートは、日常生活に不便を強いるだけでなく、危険も伴うため、頻繁に行うことは難しいです。そのため、足場を必要とする工事は一括して行う方が効率的です。これが「大規模修繕工事」と呼ばれています。

ただし、計画は予定に過ぎず、実際の劣化進行とは異なる場合があります。そのため、計画を立てる前には「調査・診断」を行い、建物の現状を正確に把握する必要があります。その上で、即時に工事が必要な部分や先延ばしできる箇所、使い続けても問題のない部位などを選定します。

ここで重要なのは、管理会社やコンサルタントが現状を無視した修繕計画を立て、不必要に資金や時間を使ってしまう例があることです。このことによって、修繕積立金や追加費用の課題につながることがあります。修繕計画の主体は管理組合であり、第三者が法外な営利を追求するものではありません。