専門知識コラム
2020年08月31日

無光触媒コーティングはどれくらいの頻度で行うべき?持続性などを多剤と比較してご紹介します

無光触媒コーティングはどれくらいの頻度で行うべき?持続性などを多剤と比較してご紹介しますウィルスの効果を抑制・消臭・抗菌・防汚効果を発揮することで、無光触媒コーティングは近年注目を浴びています。いったいどれくらいの頻度でコーティングを行えばよいのでしょうか。 素材や使用環境によって差はありますが、無光触媒コーティングは一度コーティングすると、長期間にわたって効果を発揮できるとされています。 そこで今回は、無光触媒コーティングの適切な頻度やほかのコーティング剤と比較し、ご紹介いたします。

メリットが多い無光触媒コーティング

従来のコーティング剤とは大きく異なり、無光触媒コーティングは光触媒を必要とせず、さまざまな効果を発揮します。具体的な特徴としては、以下のようなものがあります。 ・紫外線照射が必要ない ・有機バインダーが必要ない ・非常に密着性は高い ・無色透明で散布場所を選ばない ・スプレーで簡単に塗布 ・安全性が高い これだけのメリットが期待できるのにもかかわらず、効率的に溶液を作り出せるので、光触媒の溶剤と比べて比較的安価で利用できるところもポイントです。近年はコロナウイルスの影響もあって、気軽に使用できる無効触媒コーティングを利用する施設やご家庭が、非常に増えています。

無光触媒コーティングの頻度は数年単位

無光触媒コーティングの持続期間は、どれくらいなのでしょうか。コーティングの頻度はどれくらいに行うべきなのかについても、以下で詳しく解説していきます。

無光触媒コーティングは24時間働き続けている

光触媒の従来のコーティングは、紫外線が塗布部位に照射されることで、抗菌や消臭効果を発揮していました。そのため光があたりにくい場所や光があたらない時間帯は、効果を発揮できないというデメリットがありました。 しかし無光触媒コーティングは、光がなくても効果を発揮できます。これはH2O2による酸化還元反応によって、コーティング効果を発揮できるためで、コーティング効果は24時間持続します。

無光状態での効果は3~4年に設定されている

さらに無光触媒コーティングを散布し、完全に乾燥した状態になれば、効果は3~4年持続されることが実験で証明されています。たとえば衣類に無光触媒コーティングを施したとして、完全に乾燥させたものを洗濯したとしてもコーティング剤が落ちることはほとんどありません。 実験によると、5回洗濯をしてもコーティング剤は剥がれませんでした。このことからも、非常に高い持続効果が期待できることがわかります。

他のコーティングと無光触媒コーティングの頻度の比較

念のためにほかのコーティングと無光触媒コーティングの持続期間の差や、頻度の比較をしてみましょう。

通常の消毒の持続期間

通常の消毒をお部屋に吹きつけるときには、次亜塩素酸やアルコールを吹きつけることになります。 効果の持続期間は1週間から2週間です。そのため、お部屋の衛生を保つべき環境であれば、1週間から2週間の頻度で消毒し直さなければいけないことになります。 次亜塩素酸やアルコールは人体やものへの刺激が強いため、高頻度で使用していると人体に影響を及ぼし、物質を劣化させてしまうリスクがあるので注意しましょう。

光触媒コーティングの持続期間

光触媒コーティングの場合、持続期間は3~4年とされています。しかし光を触媒にしているので、光があたらない場所は完全に効果を発揮できません。 また無機質に汚れが付着してしまうことによって、効果が半減してしまう可能性もあります。環境によって大きく左右され、用いる物質によっては人体に有害な場合もあるため、コーティング剤の選定に注意が必要です。

無光触媒コーティングの持続期間

無光触媒コーティング(エコキメラ)は環境に左右されず、光があたらない場所でも効果を発揮できます。持続期間は3年から4年とされており、防汚抗菌効果もあるため汚れが付着しにくく、無機物や汚れによる効果の半減も防げます。

無光触媒コーティングは安全性が高い

光触媒コーティングと無光触媒コーティングは、ともに3~4年の持続効果を発揮できるとされています。1度コーティングを施せば、3~4年の頻度で再塗布すればよいというわけです。同じ持続効果を発揮できますが、両者の大きな違いは無光触媒コーティングの方が、安全性も高いことです。 光触媒コーティングもすべての種類が人体に悪影響を及ぼすわけではありませんが、科学的根拠が証明されていません。対して無光触媒コーティングは、薬物安全性試験センターで実験が行われたうえで、人に無害であることが証明されているため、赤ちゃんやペットがいるご家庭でも安心して使用できるコーティング剤といえます。

まとめ

今回は無光触媒コーティングの適切な頻度について、詳しくご紹介いたしました。公式な実験によると無光触媒コーティングの持続期間は3~4年とされています。そのため特別気になることがない限り、3~4年ごとにコーティングを行うことが望ましいです。 「アルケミスト」では、無光触媒コーティング施工を取り扱っております。 安全性が高いことが科学的に証明されている無光触媒コーティングに興味のある方は、ぜひ一度弊社へお問い合わせください。