嫌らしいカビを防ぐために無光触媒コーディングをしよう！

カビは春先から夏場にかけて増えていきます。カビが増える条件には温度の高さ・湿度の高さ・汚れの度合いがあり、この3つがそろうと簡単に増加してしまいます。対策をしていてもカビが生えてきますので、気になるところに無光触媒コーディングを施しましょう。

ここではカビが生えてくる原因や発生しやすい場所、無光触媒コーディングの特徴、発生させないための工夫について解説いたします。

カビが発生する原因

カビの原因となる菌は、空気中であればどこにでも存在するといわれています。ただし下記の3つの条件がそろったときには爆発的に発生しますので、注意する必要があります。

・温度20度から40度(とくに25度から30度がカビの生育に最適)
・カビのエサになり得るもの(食べかす・ほこり・ちり・ダニなど)
・湿度60％以上(80%以上で一気に繁殖)

カビが繁殖する時期は春先から夏にかけての時期で、寒い環境よりも暖かくジメジメとした梅雨時期の環境を好みます。しかし冬でも暖かさをキープすることが容易になったため、住宅環境が良くなるにつれてカビに悩まされるのは夏場だけでなく、1年中ということも珍しくありません。

カビが生えている状態が長い間続くと、アレルギー・肺炎・喘息などにかかりやすくなりますし、住宅建材が劣化しやすくなります。人間だけでなく、住宅にも影響がありますから、カビをそのままにするのは決していいことではありません。

カビが発生しやすい場所

住宅やオフィスなどの中でカビが発生しやすい場所は以下の3ヶ所で、カビに悩まされたことがある人も多いでしょう。

・トイレ・風呂場・洗面所・キッチンなどの水回り
・押し入れ・クローゼット・倉庫などの密閉空間
・大きな家具や家電製品の裏側などのなかなか掃除が行き届かない場所

水回りは使用頻度が高くなるため、湿度が高くなりもっともカビが生えやすいです。密閉空間や掃除が行き届かない場所は見えにくく、気づいたときにはカビが生えていたということもあるでしょう。この3ヶ所はとくにカビが生えやすいため、カビを防ぐには何らかの対策が必須です。

カビを防ぐには無光触媒コーティングがおすすめ

カビが発生するような場所に無光触媒コーティングを行えば、カビの発生を抑制できます。無光触媒であれば光がなくても利用できますので、密閉空間のような薄暗い場所であっても光を使わずにコーティングを行い、カビの発生を抑えることが可能です。

カビに有効な無光触媒コーティングですが、消臭や抗菌などの効果もあるため、猛烈な勢いで感染者が増えているコロナウイルスに関しても効果を期待できるでしょう。1回コーティングを行えば、3年から4年ほど効果を持続させられます。

カビを発生させないための工夫

無光触媒コーティングを施したとしても、継続的なメンテナンスをしなければ効果が半減してしまいます。ここではカビを発生させないために必要なメンテナンスについて、詳しくご紹介します。

こまめに掃除を行う

カビにとっての栄養源を防ぐためには、こまめな掃除が肝心です。カビの一番の栄養源は有機物です。食料品はもちろん、ほこり・ちり・繊維・木材などもすべて栄養源に該当します。

汚い部屋はカビにとって繁殖しやすい環境になるため、まずはきれいに掃除することからはじめてください。表面に落ちている汚れについては掃除機を使い、こびりついた汚れは拭き掃除を行いましょう。

換気をしっかりと行う

カビの繁殖に大きな影響を与えるのは湿度です。湿度が60％以上になると徐々にカビの繁殖に好都合な環境になり、80％以上ではもっとも繁殖しやすいです。

部屋を閉め切っていると湿度が上がりやすいため、外と内の空気の入れ替えをこまめに行いましょう。天気の良い日は積極的に換気を行い、効果的に除湿器を活用するのもおすすめです。

外に洗濯物を干すスペースがなく、室内干しをしている人もいらっしゃるでしょう。室内干しは洗濯物から出る水分で、湿度が上がる可能性が高いです。室内干しをせざるを得ない場合は乾燥機を利用したり、エアコンの風を利用したりするなどして、洗濯物を速く乾かすようにしましょう。

まとめ